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樹脂部品設計の特性

樹脂部品設計の特性

樹脂部品設計には樹脂部品設計とは?で記載したように品質、生産効率、歩留り率のバランスを考慮する必要があります。それらを無視した設計を行なうと、樹脂製品が金型から取り出せない、樹脂が全体に流れない、出来上がった樹脂製品が変形するなどの問題が発生してしまいます。これら樹脂部品設計特有の問題を防ぐためには、下記のような工夫が必要になります。

1 十分な抜き勾配をつける

樹脂部品を金型から取り出すには一定の抜き勾配が必要になります。最小の抜き勾配角度は1°位とされています。樹脂部品の構造上どうしても抜き勾配をつけることができなければ、特別な金型構造が必要になります。その場合成形サイクルが長くなりやすく、金型のトラブルが増えます。



2 製品の肉厚をできるだけ均一にする

部分的肉厚部は、他と比べ固まるまで時間がかかり成形サイクルが長くなる上に、ヒケが発生しやすくなります。他にも部分肉厚部の問題を解消するために肉盗み(減肉)をすることもヒケ防止に効果的です。ただし、この場合は機能や強度を考慮する必要があります。



3 寸法精度の出しやすい設計にする

樹脂部品全体を成形収縮が少ない形状にします。可能な限り対称形や肉厚を均一にすることで部品不良の発生を防ぐことができます。また樹脂が流れやすいシンプルな形状にすることも寸法精度に影響します。

樹脂部品設計をする上で各工程で発生する問題を十分に考慮し、それぞれの問題対策を実施することが重要です。その結果、成形サイクルが短く、品質が安定した樹脂部品を生産することが可能となります。



  1. Ⅰ.構造設計

  2. Ⅱ.ヒケ対策

  3. Ⅲ.反り対策

  4. Ⅳ.変形・外観保護対策

  5. Ⅴ.ゲート・ウェルドライン対策

  6. 樹脂部品設計の良きパートナーとして