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樹脂部品設計とは?

樹脂部品ができるまで

樹脂部品(製品)は代表的な製法として射出成型にて作られることが多く、その原理は非常にシンプルで、金型に溶けた樹脂を流し込み、冷えて固まったものを取り出すという一連の流れで作成されます。




樹脂部品設計に求められる知識

樹脂部品は如何に求める寸法通りに製品ができたかで良し悪しが決定します。ですので樹脂製品を設計する際には如何に仕様通りに成型ができるかが重要になります。材料選定、寸法精度、温度や圧力などの要因で樹脂部品は設計に不備があれば簡単に成型不良を起こします。そのため、樹脂部品設計者には不良を起こさない部品設計+金型設計の知識が必要となります。樹脂部品を設計する際には機能はもちろんのこと、部品の製造プロセスまで考慮することがトータルでコストダウンへ繋げられる近道と言えます。




樹脂部品設計の難しさ

設計技術者は不良品が発生し難い部品形状を設計しなければなりません。しかし、部品の形状を安定させようとするあまり、成型の工程が長くなってしまったり、部品点数が多くなってしまっては、結果としてコストを上げてしまうこととなります。設計技術者は部品の仕様を踏まえつつ、品質と生産効率(コスト)のバランスを両立させた樹脂部品設計を行う必要があるのです。

樹脂部品が成型不良になるかどうかの判断は、その用途によって都度変わってきます。設計技術者はただ単に高品質な部品設計をすれば良いというのではなく、機能を満たしたうえでコストまで考慮した知識が求められます。